パンツ作戦大成功！！

２１歳になったヨシくんへ、家族が贈ったの中身は

ぜ～んぶ『パンツ』

その数、枚

開けても開けても、パンツ、パンツ、パンツ・・・

それでも喜ぶヨシくんが、ちょっぴり不憫に感じたわ（おバカさん？？）

１ヵ月ほど前のこと。

いっつもパンツを脱ぎっぱなしにするうえに、パンツがないと騒ぐヨシに腹が立ち、「絶対にパンツを買ってやるもんか」と心に誓う。

「パンツくらいバイト代で買えるやろ」というと、

「えパンツは支給やないと」ときた

「はぁどうせ脱ぎっぱなしにするものを、わざわざ支給してやる必要がある」

かなり限界のヨレヨレパンツやスケさんのパンツを履いたりしながら、意地でも自分で買って来ようとはしないヨシくん。

私も意地でも支給してやらないと頑張る

と、そこでピンっとヒラメイタ

家族を招集し、

「ねぇねぇ、ヨシくんのだけど、みんなパンツってのはどお？ヨシくんが一番欲しがっている物って、パンツだと思うんだ。みんなそれぞれ、ヨシくんのためのパンツを選ぶの」と提案すると、満場一致で決定

一ヶ月の準備期間の中で私は、一生モノの最高級のパンツにするか、それとも質より量で一生分のパンツにするか決め兼ねていた。

すると、いち早く準備していたパパが、一枚2,500円もするDOLCE＆ＧABBANAにしたっていうのよ。

あ～そっちで来たかってことで、私は必然的に質より量になったってわけ。

そうなると、何枚にするかってのも重要で、21歳の誕生日だからトータル21枚にしようと思い付いたのは、前日のことでした。

こうして迎えた誕生日。

まずはくぅちゃんのから、ちょっと袋が透けてて、開ける前からパンツってバレていて「お～パンツやん、オレパンツ欲しかったっちゃん」

次はスケさんからの「まさか・・・お～これもパンツやん」

続いてパパからの箱を見て「お～ドルガバやん」と喜んだのも束の間「えこれもパンツやし、これで1週間は十分持つね～」とご満悦この時点でパンツ6枚。

最後に私からの大きな箱を開けながら、「これ全部パンツやったらウケるぅ」と言いながら、ＯＰＥＮ

バカウケでした

「全部で何枚？」

出揃ったパンツの数を数えさせ「２１枚」と答えたところで、

「歳、おめでとう～～～～～～」とみんなで拍手喝采

かなり盛り上がりました

「おれ、何が欲しいかって考えた時に、やっぱパンツが欲しいって思ってた」らしい

くぅちゃんは、パンツばっかりでかわいそうな気がすると思ったみたいだけど、パンツ作戦は大成功でした